それぞれの症状に合ったつわり軽減策
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それぞれの症状に合ったつわり軽減策

食べられない!

枕元に一口サイズの食べ物を置いておく

つわりはモーニングシックネスと言われているだけあって、朝の寝起きに一番強く症状が出ると言われています。
寝起きは夜じゅう眠っているため、朝は軽く断食後のような状態になっています。
空腹時に症状が強く出ることが多いため、朝の起床時がつらいという声がよく聞かれます。
起きて直ぐに口に何か入れられるようにしておくと安心ですね。
枕元にコップ一杯のお水を置いとくのも安心ですし、または一口おにぎりやクッキー、バナナなどという体験談もあります。
※バナナ バナナはつわりに効くと言われているため、おススメです

水分補給に努める

脱水状態にならぬよう、水分を積極的に摂ることを心掛けてください。
脱水状態になると健常の場合でも吐き気が起こります。
吐き気が起こると、食べ物を受け付けなくなり、余計に悪循環に陥ってしまいます。
どうしても食べられない場合は口の中に氷を入れておくだけでも違います。
お水に(またはその時飲めるものに)レモン汁を入れ、ビタミンを補給というのも良いでしょう。

もしつわりが重すぎて一週間に1〜2kg体重が減ることがあればすぐに病院へ行ってください。
尿の量が極端に減った時も要注意です。
妊娠悪阻と言って、ビタミンなどの点滴を受ける必要が出てきます。
脱水症状やブドウ糖不足にはくれぐれも注意です!

経度の脱水の場合、水分だけでなく電解質の補給が必須です。通常の水では電解質の補給はできませんので、水分と電解質を同時に補給できる経口補水液を常備することをおすすめします。

外の涼しい風に当たる、窓を開けて換気をする

つわりの中には一日中車酔いのような状態になるという症状があります。
そんな時は涼しい風に当たり、頭や体を冷やしてすっきりさせます。
これは車酔いにも使われる解決策です。
ベランダやお庭に出て、日向ぼっこするだけでも違うと思いますよ!

すっきりさっぱり消化の良いメニュー

冷やしうどんやそうめんを。
冷たくして喉越しを良くすると食べやすくておススメです。
野菜は冷凍の野菜を常備しておき、一緒に茹でれば栄養も摂れちゃいます。
食べやすくて消化も良ければ一石二鳥ですね!
冷たい物なら食べられる場合、プリンやゼリー、ヨーグルトなども良いですね。
夏場なら凍らせておくのも手です。
グレープフルーツは昔ながらの人気な果物です。
ジュースでも良いですし、匂いを嗅ぐだけでもつわりが緩和されることもあります。

時には胃腸薬も

胃の不快感、痛みには胃腸薬という選択肢もあります。
市販のものでも、効き目がシャープなH2ブロッカーを含む胃腸薬は、胎児や胎児の発育に悪影響を及ぼすことはないと、最近の研究結果では言われています。
例えば、太田胃酸は生薬を中心とした薬で、同じような成分の薬は産婦人科で普通によく処方されています。 なので使用してもすぐに悪影響が出る訳ではありませんが、使用の際には医師に相談することが望ましいでしょう。
とは言え、どうしてもという辛い時には、市販薬の選択肢があることも覚えておいて損はないと思います。
大正漢方胃腸薬などを、使われてる妊婦さんは多いようですよ。

ツボ押し

中かん(ちゅうかん)

おへそとみぞおちの中間地点にある、胃の働きを刺激するツボです。
ここに小さな使い捨てカイロを服の上から貼ると温まり、胃のむかつきが楽になります。 冷えやすい人にはおススメです。

内関(ないかん)

手首の内側の中央から指で2本分下のところ。
米粒を絆創膏などでツボ部分に貼っても良いでしょう。
押すときはその絆創膏の上からで大丈夫。
米粒があることで少しの力でも良い刺激になります。
乗り物酔いの防止にも活躍するツボです。

足の三里(あしのさんり)

膝を曲げると骨によって持ち上げられた、足の外側の下のくぼみができる場所。
ここを指で押すと足のむくみや疲れ、こむら返りの緩和にも有効なツボです。

裏内庭(うらないてい)

足の人差指を内側に曲げてみて、指の先端が付く(足の裏の)場所。
肉の膨らんでいるところ。

匂い消しにリラックスアロマオイル

匂いに敏感になっているため、自分の家の中の匂い、汗のにおい、全てに気分が悪くなってしまうという方は多いのではないでしょうか。
まず、自分の大丈夫な匂いを見つけてください。
シャンプーやハンドソープの匂いはなるべく無香料に変えてみましょう。
ペパーミントやオレンジオイルなど、自分の好きな匂いが見つかったら、ハンカチなどに数滴湿らせ持ち歩いて下さい。
混雑したお店や通勤電車の中など、ピンチの時に鼻と口を覆って嗅いでください。
きっとすーっと楽になって行くと思いますよ!
ティッシュにアロマを湿らせ、マスクの内側に常に入れておくのも安心ですね。

口の中の不快感には洗口液

口の中に歯ブラシが入るとえずいてしまうという方にも役立つお助けアイテムです。
歯ブラシの仕上げとして使うと安心です。
妊婦が歯周病にかかると早産や低体重児のリスクも出てきてしまいます。
特に食べづわりの方には必見です。
歯磨きは必須ですが、さらに安心の心強い味方です!

洗口液にも種類があり、大きくアルコールを含むものとアルコールを含まないものい分別されます。
アルコールを含むものは殺菌効果が大きいのですが、非常に辛く、つわりの時期には厳しいかもしれません。辛いものが苦手な方にはノンアルコールの洗口液をおすすめします。
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