つわり中に役立つ栄養素一覧!
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つわり中に役立つ栄養素一覧!

ビタミンB6を積極的に摂取!

ビタミンB6でつわりを緩和!

ビタミンB6はつわりを緩和する働きがあると言われています。
その代表格にはバナナがあります。
胃もたれ、むかつき、食欲不振などにはもってこいです。 ちょっとした時に一口でも食べられると、エネルギーも補給できて心強いですよね。

妊娠中に摂りたいビタミンB6  →2.0mg
●ビタミンB6が多く含まれている食品(100gあたり)
【魚】 みなみまぐろ(赤身、生で) 1.08mg
かつお(生で) 0.76mg
さんま(焼きで) 0.41mg
【肉】 牛レバー(生で) 0.89mg
鶏ささみ肉(ゆで) 0.58mg
豚もも肉(焼き) 0.43mg
【種実】 ひまわりの種 1.18mg
炒りピスタチオ 1.22mg
炒りごま 0.64mg
ピーナッツ 0.46mg
【野菜、芋、果物】 バナナ 0.38mg
赤ピーマン(生で) 0.37mg
アボカド(生で) 0.32mg
アスパラガス(生で) 0.12mg
【その他】 きな粉 0.58mg
玄米 0.45mg
乾物しいたけ 0.45mg



葉酸を積極的に摂取!

葉酸は胎児の先天異常のリスクを軽減!

葉酸はビタミンB群の一種で、新しい赤血球を正常に作り出すのに重要で、「造血のビタミン」と言われています。
またDNA合成や細胞分化に作用する栄養素も入っています。
細胞を作るので、細胞をどんどん増やして成長していく胎児の発育にはとても大切になってきます。
足りていれば、神経管閉鎖障害(無脳症など)といった胎児の先天異常のリスクを軽減できます。 流産、死産、常位胎盤早期剥離、胎児発育不全なども葉酸の欠乏と関連すると言われています。

1980年代から各国で妊婦の葉酸摂取が推進されています。
1980年代に「葉酸摂取で神経管閉鎖障害の発生を30〜70%低減できる」という研究結果報告がなされてから、米、英、オランダ、ニュージーランドなどで推進され、今や妊婦に葉酸摂取は世界規模でも周知の事実となっています。

妊娠中に摂りたい葉酸→一日に440μg

一般成人女性の推進摂取量が240μgなのに対し、妊婦さんは440μgです。
妊娠すると、血液の量が増えるので血を造るためにたくさんの葉酸を必要とします。
また、先ほどにもあげた胎児への予防のためには妊娠12週までにしっかりと摂ることとされています。
また、出産後の授乳の際も、母乳は血液から造られるため、続けて摂取していくことが望ましいでしょう。

葉酸が不足すると、口の中に炎症が起きたり、肌荒れ、疲労感を感じやすくなります。
また、赤血球の生成がうまく行かなくなると、悪性貧血を起こす恐れさえあります。
口の中に炎症が起きることで、つわりが悪化することも考えられます。
サプリメントなども上手に使って、しっかり摂りましょう。
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