そもそもつわりってなあに？

■妊娠に伴い、全身に出る不快症状のことを言います。

妊娠に伴い、全身に出る不快症状のことを言います。なぜ起こるかについては諸説あり、いまだにはっきりとは分かっていません。
有力なものは妊娠によるホルモンの変化が、体に悪影響を及ぼすという事です。
内分泌に変化が起きたり、自律神経に変化が起きることで、それに対し体が適応不全になるというものです。

妊娠中には、吐き気を誘発するエストロゲンや、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿中に排出されます。
妊娠の診断にはこの尿中のhCGホルモンの量で判断をします。
hCG（ヒト絨毛性ゴナドトロピン）とは、あとあと胎盤になる絨毛組織から分泌されるホルモンで、受精卵が子宮内に着床する頃に急激に分泌が増え、それに伴い、つわりという体調不良が起こると言われています。
このhCGホルモンの値が高いとつわりが重くなると言われています。

他には母体の生活習慣やストレス環境、精神状態にも関係しているとの説もあります。母体がストレスを感じると、ホルモンが変化するだけでなく、血管や子宮が収縮してしまいます。
ゆったりリラックスして過ごす事が、つわりを軽く乗り切る一番の近道！！とも言えます。